top of page

病気のご紹介

(小児外科の疾患を中心に)

臍ヘルニア

臍ヘルニア(でべそ)

でべそは自然治癒が期待できますが、圧迫すると早くきれいに治ります。ただし、圧迫には生後2ヶ月までに治療を開始するのが最適です。
圧迫療法前
圧迫療法後

臍ヘルニア(手術例)

臍ヘルニア(でべそ)はその9割が自然治癒しますが、治りきらない場合は脱腸の危険のために手術治療をする場合があります。自然治癒後に余剰皮膚(臍の形の異常)が残る場合も手術対象となる場合がありますので、ご相談下さい
手術前(1歳半)
手術後
停留精巣
鼠径ヘルニア

停留精巣(移動性精巣含む)

陰嚢の中に精巣(睾丸)を触れない時は、停留精巣(ていりゅうせいそう)(停留睾丸ともいいます)の可能性があります。普段、陰嚢が空のようでもお風呂に入っている時、リラックスして座っている時などに精巣が陰嚢内に触れるような場合、移動性精巣と呼び、必ずしも手術適応ではありません.
※診察の上、詳しい治療方針をお話します。

鼠径ヘルニア

俗に言う「脱腸」です。小児の手術で最も多い疾患です。先天性ですが、幼児、学童になってから気づかれることもあります。下腹部、鼠径部の腫れ、痛みがあれば受診して下さい。
乳児
女児
年長児
術後の傷

腹部膨満、便秘症

赤ちゃんはよくお腹が張ります。その原因が便秘であることも多いです。赤ちゃんの便秘は先天的な病気が隠れていることがありますので、一度受診して下さい。レントゲン1枚で原因が分かります。
便秘症
耳前瘻孔

耳前瘻孔(先天性)

耳の前に生まれつき出来る病気のひとつです。多くは耳の孔の前の小さなくぼみや穴(瘻孔)としてみられ、左右ともにみられることが多いものです。成人まで無症状で経過する方もあれば、化膿を起こし治療が複雑になる場合もありますので、化膿を起こす前に手術を受けられるのが望ましいです。
化膿した例

肛門周囲膿瘍

肛門のまわりが赤く腫れて膿をもつ病気を肛門周囲膿瘍といいます。生後1ヶ月から1歳位の乳児によく見られます。切ると早く治るのですが、繰り返します。当院では極力切らずに治す工夫をします。

包茎治療

包茎(おちんちんの皮がむけていない)は男の子とその両親なら誰もが抱える問題です。治療すべきか、そのまま経過観察でよいのか、悩んだら一度ご相談に来てください。小学校入学までに軟膏療法を行うと、治りやすいです。こちらも参考にしてください。
包茎

キズ、やけど、肘内障

舌小帯、上唇小帯

舌小帯
傷の処置
傷は美しく治すことを目指します。そのためには早めの受診が肝心です。出血の多い傷はガーゼやハンカチで強く圧迫して止血させ、ご連絡ください。
複雑なキズ、やけどなどは治癒に1ヶ月以上かかる難しい傷もありますが、様々な工夫をして治します。
幼児の肘内障(肘が外れた)も骨折を伴わないものであれば外来で整復いたしますので、早めの受診をオススメします。
舌の裏側の真ん中で口腔底に向かっているヒダを舌小帯といいます。このヒダが生まれつき短いものを舌小帯短縮症といいます。症状は舌を突き出すと先端がハート型にくびれます。手術の必要性は診察の上決定させて頂きます。
切り傷
熱傷(II度)
切り傷
(1ヶ月後)
熱傷
(1ヶ月後)
bottom of page