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痛くない注射の打ち方

  • 執筆者の写真: Shinichi Shimadera
    Shinichi Shimadera
  • 2024年4月9日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年7月13日

こんなふうに表現するとあたかも無痛かと勘違いしてしまうかもしれないが、無痛ではない、あくまで「痛くない」ということである。という注釈をしておかないと誇大広告と認定されてホームページ作成ガイドラインから罰せられることがある。

今年春から五種混合ワクチンが登場し、どのクリニックも次々と導入しておられますが、当院では見送る方針としました。その理由は五種混合で始めた方は最後まで5種混合で続けないといけないという縛りがあるからです。

実は当院では四種混合ワクチンの4回目を3歳で案内しています。その理由は四種混合の中味の百日咳抗体を5歳以降も保ちたいからです。五種混合ワクチンは満2ヶ月から開始し、満1歳過ぎで4回打ち終わってしまい、その後の追加はありません。そのせいで百日咳抗体が小学生くらいで切れてしまいます。厚労省はそれを補うために就学前に三種混合ワクチンを自費で追加することを推奨していますが、自費任意では接種率はきっと上がりません。そこを危惧し、当院では四種混合4回目を満3歳で案内しています。7歳半までが公費の範囲なので特段遅れているわけでもなく、問題ないと考えています。ですが、これを実現しようとすると最初から四種混合+ヒブワクチンと従来通りの分けた接種方法で始める必要があるのです。ヒブは赤ちゃんがかかると重症化する病原体に対するワクチンなので早期に完了させたい。一方、百日咳は年長児がかかりやすいので年長児まで抗体価を持続させたい。そのためには四種とヒブは打つ時期を1歳過ぎでは分けたい。この点みなさまのご理解とご協力をお願いします。

当院のワクチン注射手技は「痛くない」はずですので、五種混合を四種+ヒブに分けたとしても、痛みが1回分増えるだけで、許容していただけるかと願っています。

新しいワクチンは年々登場しますが、すぐに飛びつくのではなく、精査吟味が必要と考えています。



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