正しいマスク着用について
- Shinichi Shimadera
- 5 時間前
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来る7月25日に関市教育委員会主催の児童健康教室がせきてらすで開かれます。そこでこのように題した公演を短時間ながら行わせて頂くのですが、先んじてネタバレになるかもしれませんがここに発表させて頂きます。
まず最初に4つのマスク着用を紹介します。A 鼻と口を覆うマスク、B 顎にズラしたマスク、C 鼻出しマスク、D 鼻だけ覆うマスク。当然正しいマスク着用はAとなりますが、ではなぜBCDは間違いなのでしょうか。息が苦しいから、メガネ曇るから、正しくないマスク着用のリスクを知らないから、形だけしているフリ、など様々理由があるでしょうが、実は正しい位置にマスクを着用していても、唾液や飛沫、花粉をブロックすることはできますが、ウイルス等の感染予防策としてはあまり意味がないということは知られていないかもしれません。ウイルスは通常のマスク繊維を通ってしまうので、マスク着用にはその目的が重要です。自分が感染を広げない、花粉症対策としては意味がありますが、おしゃれとか恥ずかしいからという目的だけなら全く意味どころかリスクでしかないので、むしろマスクは外してください。
ではなぜここまでマスク着用が広まったのでしょうか。それは例の新型コロナが影響しています。あの時は正しいマスク着用を拒否すれば大学入学共通テストを失格とされ、また飛行機から降ろされたりしました。人権問題に発展しかねないことでしたが、そこまでして政府はマスク着用を強要していました。殊、新型コロナに対しては手洗い、換気、ディスタンス、アクリル板、アルコール消毒、そしてマスク着用が感染対策としては重要だったのです。さらに決定的だったのはあの尾身会長が「無症状感染者」と称してマスクをしていない人が自覚のないまま菌をばらまいていると表現したのです。これが人間不信を作るきっかけとなり、正しいマスク着用や目的どころではなくなってしまったのだと今にして思います。
正しくないマスク着用はなぜ悪いのかを検証してみると、鼻出し、顎マスクは口や鼻が出ているので、外の世界の空気を吸い放題なので、外の世界が汚染されていると仮定すれば、感染対策としては無意味です。また話をしているうちにマスクがズレて鼻が出る人、食事のために顎にズラすのは仕方がないと考えがちですが、そのズレたマスクを戻す時に顎についた菌をマスクに内に付着させ、それをまた口鼻に戻すと考えれば正しいマスク着用とは決してマスクをズラしてはならないと言えます。それよりももっと悪いのはマスクの表面を指で触る行為です。報道でもズレたマスクを戻す際にマスクの表面を指で摘んで上げるシーンをよく目にしますが、マスク表面には息を吸い込むことで空気中のゴミや雑菌が付着しており、言わば最も不潔な部位なので、そこに触れた指を毎回アルコール消毒するなら話は別ですが、そのままあちこち触る行為はばい菌をスタンプして回る行為に匹敵し、菌を広げているだけと言わざるを得ません。
ところが令和5年3月から政府は新型コロナウイルス感染対策としてのマスク着用は任意とし個人の判断に委ねると急に言いだしのです。人間不信となった日本人はそう簡単にマスクをやめません。いっそ「原則としてマスクを外すこと」くらい言ってほしかったです。つまりコロナは風邪と化して、うつりにくくなりました。外の世界はきれいになったのです。今はマスクを着用している方が危険となったのです。
マスクを外してもコロナの再流行は起こりません。それどころかマスクシンドロームと言って、マスクを着けていると体調が悪くなることが分かってきました。表情が読めない、顔が認識できないことから、特に子供では脳の発達が遅れる、情緒不安定になるとされます。雑菌をブロックすることで体の免疫が活性化されず、日和見感染と言って、弱毒菌に負けると言ったことが増えます。そして、マスク着用が苦しいのは低酸素状態にあるからとされ、脳が活性化されない、学力が低下する、肌が荒れる、湿疹が治らない、発達障害様になる、ひいては発がんするとまで言われています。つまりマスク着用は長期的には危険な行為なのです。
今や正しいマスク着用には目的意識を持って、それ以外はマスクを外して表情を豊かに見せ、心をオープンにして人間同士の信頼関係を再構築し、明るい未来を作っていきましょう。
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